こんな時は

高血圧

高血圧

高血圧は脳卒中や心筋梗塞などの原因になるだけではなく、ほっておくと心臓肥大や腎臓が悪くなったりいろいろな障害が起きてきます。

 血圧を正常に保つことはとても大事なことですが、ただ高い低いだけが問題なのではありません。大事なのは、
1、 いつ血圧が高くなりやすいのか。
2、 脈拍数はどうか。
 このふたつがとても重要な点です。血圧の値だけをコントロールしても、朝が高いのか、夜が高いのか、脈拍数はどれぐらいなのか、を見極めないと心臓をはじめとする臓器に負担がかからないようにすることはできません。
 ですから、できれば高血圧を指摘されている方は自宅で一日3回、血圧測定をしていただきたいと思います。そうすると、一日のうちでいつが高いのかがよくわかり、それなりに薬の種類や飲み方を変えていけるからです。また、脈拍数もときどきご自分で計ってみられるといいと思います。診察室の中だけでは発見できない脈拍数の変化や、不整脈に気づかれるかもしれません。それをもとに薬を調整すれば、より適正な「血圧のコントロール」ができるでしょう。
 漢方薬にも血圧を下げたり上げたりする働きがあります。西洋の薬と併用することで、より身体に優しい高血圧の治療ができるわけです。
 まずは一日のうちの血圧の変化を、脈拍数といっしょに調べてみましょう。血圧の値だけを問題にしていてはいけません。

平田ペインクリニックでは、漢方医学と西洋医学の双方の医学を併用して診療を行っています。どちらかに偏ることなく、患者さんにとって最も良いと思われる方法を選んで、治療を行います。質問やご不明な点はいつでもお問い合わせください。
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