2013年

1月

27日

マックにもどった。

 昨年末、パソコン環境をMacintoshにしました。長いことお世話になったWindowsがどうのこうのという訳ではないのですが、10年以上使ったノートパソコンがどうにも動きが悪くなって、買い替え時期かと思って、この際マックにと思った次第。実は昔からマックのユーザーではありました。その昔、Q大学の研究室にいた時にその建物にマックのマシーンが1台しかなかった。みんな98ノートなんて今からすれば骨董的なマシーンでせこせこやっていた頃です。それでも、文章を書くにはずいぶん便利で、ありがたかったもんです。しかし、なにか画像的なものを扱うと、断然マックで、みんなその1台しかないマシーン(確か、Siだったと)を順番で使っていました。それから、数年して唐津の病院に赴任した時に、念願のMacintoshマシーンを買いました。カラーが使えるマシーンの普及モデルでLCという型でした。なんとメモリーは4MG、ハードディスクは40MG。みなさん信じられますか?それでも、なんだか、高級でおしゃれで、暇さえあれば触って遊んでいました。そう、マックには「触って遊ぶ」感覚があるんですな。Macユーザーは唐津に10人ぐらいで、唐津Mac倶楽部というのがありました。しょっちゅうフリーズするのがMacのいいところ、といっては言い過ぎですが、フリーズするのも込みでMacを楽しんでいると言った感じでしたね。それから、Macはどんどん進歩、進化して今や昔の面影もないようです。いや、こうして扱っていると、その昔、「おしゃれな、人に優しい、コンピューター」の心意気は受け継がれてますね。今日、Genius Barで懇切丁寧なティーチングを受けて、何となく今のMacワールドが少し分かってきました。サービスの提供環境も充実してますね。その点も、「昔」とは大違いです。スタッフも格好よくていいね。Mac=オタクのイメージも変わりました。

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2013年

1月

20日

盛岡に行ってきました2。

 盛岡に行った。どんなにか寒いかと、思いきや、花巻空港に降りてみれば、ナンダこんくれーか?くらいの暖かさ。じゃないけど、ホー、さすがは北国、と言うような寒さではなかった。で、高をくくったのがイケンやった。また、岩手大の友人とボーインボーショクやって、とんでもないスコッチのバーに行って、出てきたら、これが寒い!友人はへいちゃらでずんずん歩いて行くけれど、みるみる冷えてくるのが分かるわけだ。「タクシーが捕まらないから、通りまで歩くべ」と言うから歩くけれど、シンシンカンカンと冷える。寒い。はあ、これが盛岡の寒さかと、感心したら、「なんのマイナス6度ぐれーだ。こんなもんじゃないっぺ。」と、だとだと。

 スコッチはびっくり仰天のお店でした。東京から飲みに来る客も多いとかで、なるほど、そうやろうねえ、というお酒の種類でしたね。

 で、翌朝飛行機が昼過ぎしかないから、午前中、「温泉に行くか!」となり、網張温泉に車で連れて行ってもらった。時間にして30分ぐらいか。そしたら、みるみる雪景色になって、降るは降り積もるは、あっという間に雪国になった。こんな天気に温泉に入りに来る人なんかおるんか、と思っていたら、オルワオルワ、おじいちゃんから子供まで、温泉センターは繁盛してます。ちらちら額に雪を降りかからせながら、最高の露天でした。芯まであったまって、帰り道にしずくいしアイスという有名なアイス屋さんで、男3人ジェラート舐めて、飛行機乗って帰って来たベ。空飛ぶバスみたいなかわいい飛行機のシートに座って、福岡の友人から借りた「天地明察」を数行読んだら、温泉の余熱と夕べのお酒と日頃のなんともしれん疲れが身体の中で靄のようにこみあげて、昏睡。気がついたら、見慣れた博多湾の上空でした。

 

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2013年

1月

13日

「のぼうの城」を読んだ。

 和田竜の時代小説「のぼうの城」を読みました。映画を観ていないので、登場人物のイメージを勝手に膨らませながら、一気に読み通した。とは言うものの、文庫の帯に野村萬斎の写真が載っているから、成田長親には彼の顔を浮かべてしまった。映画もいいけれど、登場人物のイメージがどうしても限定されてしまっていけないね。今度のレ・ミゼラブルもジャン・バルジャンの屈強な姿がラッセル・クローに決まってしまって、それはそれでいいんですが、もう他のイメージでは読めなくなる。で、「のぼうの城」ですが、これが史実に基づく話だというのには驚きました。平家物語を武士達の大音声と汗と高笑いなどのシンフォニーだと評したのは誰でしたか、そんな文章を思い出しましたね。正木丹波が単騎、敵陣を切り裂いていくところなんか、三国志の張飛や関羽を彷彿とさせます。酒巻ゆき負の智略は諸葛亮孔明。秋月記といい、人物と風景と時代の姿形がはっきりとした物語の読後感はいいもんです。

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2013年

1月

09日

秋月記を読んだ。

 葉室麟の秋月記を読んだ。福岡県の真ん中くらいにある秋月という町の昔の話だ。何度か行ったこともあるし、私の祖先は秋月藩に居候していたとか言う話もあって、親近感を感じながら読んだ。福岡の話も出てくるし、大分の日田、咸宜園の話もあって、ますます「おお、そうか。」という感慨がある筋立てだった。藩の財政の立て直しが縦糸で、それに絡む人々の虚々実々の渡り合いが皮膚に触れてくるように書かれた秀作。いい読後感でした。忍者のような集団や、超人的な柔術使いなんかが出てきて、読み物としてもおもしろかった。秀才の娘さんが出てきて、名前が「猷」(みち)というのがまたいいね。

 「ディビザデロ通り」はどうなったかって。読んでないのよ。オンダーチェの語りにとうとうついて行けなかった。こういう時は、最初から再挑戦だな。まあ、ご縁があれば。

 

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2013年

1月

05日

ウソを書きました。

 年末にチンギス・ハーンが蘇って云々、という映画のことを「フロム・ザ・ダークサイド」と紹介していましたが、正しくは「シャドー」でした。1994年のアメリカ映画です。超能力を操るチンギス・ハーン役は超二枚目ジョン・ローン。迎え撃つちょっと暗いヒーロー役はアレック・ボールドウィンでした。すいませんでした。だめだねえ、記憶が。

でも、ネクタイの話はほんとですよ。

2013年

1月

04日

2013年になりました。

 正月はゆっくり、というのが定石と思いますが、正月行事というのがあって、「なんだ、もうこんな時間か。」的な時間の経ちようです。年末から溜まっている書類たちをやっつけなくてはならないと、思いはしますが、正月の昼日中から、クリニック関係の書類でもないだろう、と文字通り部屋の片隅にほったらかしにしていたら、もう明日は診療開始日だ。正確には今日、始まりだ。まあ、こんな風で今年もバタバタ過ぎてゆくんでしょう。しかし、百万遍の「しかし」、今年は年月という奴らの思惑通りにはさせませんぞ。忙中閑あり、だ。抱負のことをレゾリューションというのだそうで、そう、マイ・ニュウ・イヤー・レゾリューションはこれ、『「忙中有閑」を忘れない。』です。今年もよろしくお願いいたします。

平田ペインクリニック
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